Home / 関連記事 /

UGREEN NASを家族で使う方法:初期設定・共有フォルダ・個人フォルダ

#NASの知識

UGREEN NASを家族で使う方法:初期設定・共有フォルダ・個人フォルダ

28/04/2025

UGREEN NASを家族で使う場合、最初に整理しておきたいのは「誰が、どのフォルダに、どのデータを保存するか」です。家族全員で同じ管理者アカウントを使うのではなく、家族ごとにユーザーを作成し、個人フォルダと共有フォルダを分けると、安全に運用しやすくなります。

この記事では、UGREEN NASの初期設定から、家族用ユーザーの追加、個人フォルダと共有フォルダの使い分け、写真の共有方法。NASの基本的な仕組みをまだ確認していない場合は、NASとは何かを解説した記事も参考にできます。

キーポイント

  • UGREEN NASは、家族の写真・動画・書類をまとめて保存し、スマホやPCから共有できるストレージです。
  • 家族で使う場合は、管理者アカウントを共有せず、家族ごとにユーザーを作成するのが基本です。
  • 個人フォルダは本人専用、共有フォルダは家族全員で使うデータ用に分けると管理しやすくなります。
  • 初期設定はアプリまたはブラウザから進められます。NAS検出、管理者作成、ストレージ作成、ユーザー追加の順に進めます。
  • 外出先から写真を共有する場合は、UGREENlinkなどのリモートアクセス設定とアクセス権限の確認が必要です。
  • 大切な写真や動画は、NAS内に保存するだけでなく、外付けHDDやクラウドなどにもバックアップしておくと安心です。

UGREEN NASを家族で使うと何ができるか

家族の写真や動画は、スマートフォン、パソコン、カメラ、タブレットなど、複数のデバイスに分散しがちです。UGREEN NASを導入すると、これらのデータを一か所にまとめて保存し、家族それぞれのデバイスからアクセスできるようになります。

具体的には、次のような使い方ができます。

使い方 内容
スマホ写真の自動バックアップ 家族それぞれのスマートフォンから、撮影した写真を自動的にNASへ保存
家族写真・動画の共有 旅行やイベントの写真を家族全員がアクセスできるフォルダに保存
テレビでの動画再生 NASに保存した動画を、リビングのテレビやFire TVで視聴
PCのバックアップ 家族のパソコンのデータをNASに定期的にバックアップ
離れた家族との共有 外出先や遠方の祖父母に、写真をリモートで共有

たとえば、家庭用の写真・動画保存向けにはDH2300から、大容量データやアプリ活用を重視する場合はDXP4800 Plusまで、用途に合わせて選べます。家族での写真・動画管理が中心なら、2ベイモデルでも十分に始められます。NASの仕組みについてさらに詳しく知りたい場合は、NASがどのように機能するかを確認してください。

{{UGPRODUCT}}

個人フォルダと共有フォルダの違い

UGREEN NASでは、ユーザーごとに「個人フォルダ」を用意し、複数のユーザーがアクセスできる「共有フォルダ」を別に作成できます。家族でNASを使う場合、この2つの使い分けが管理の基本になります。

個人フォルダとは

個人フォルダは、ユーザーごとに用意されるプライベートな保存領域です。そのユーザーだけがアクセスでき、他の家族には見えません。

個人フォルダには、次のようなデータを保存するのが向いています。

  • スマートフォンで撮影した個人の写真(自動バックアップ先として)
  • 仕事や学校の書類
  • 個人的な作業ファイル

共有フォルダとは

共有フォルダは、複数のユーザーがアクセスできる保存領域です。管理者が「誰がこのフォルダにアクセスできるか」を設定できます。

共有フォルダには、次のようなデータを保存するのが向いています。

  • 家族旅行やイベントの写真・動画
  • 家族全員で見たい映画や音楽
  • 子供の成長記録や学校行事の動画

使い分けの目安

保存先 向いているデータ アクセスする人
個人フォルダ スマホ写真の自動バックアップ、個人書類、作業ファイル 本人のみ
家族共有フォルダ 家族旅行の写真、子供のイベント動画、共有したい写真 家族全員
限定共有フォルダ 祖父母や親戚に見せたい写真 指定したユーザーのみ

スマートフォンの写真を自動バックアップする場合は、まず個人フォルダに保存し、家族に見せたい写真だけを共有フォルダにコピーまたは移動する運用がおすすめです。すべての写真を共有フォルダに保存すると、プライベートな写真まで家族に見えてしまう可能性があります。

個人フォルダの有効化方法

個人フォルダは、ユーザーを作成した後に管理者が有効化します。

  1. コントロールパネル → ユーザー管理 → ユーザー を開きます。
  2. 対象ユーザーの操作ボタンから 編集 を選びます。
  3. 基本情報 で、個人フォルダを有効化し、保存先のストレージスペースを設定します。
  4. 必要に応じて容量制限を設定できます(デフォルトは無制限)。
  5. 保存 をクリックして設定を反映します。

共有フォルダの作成方法

共有フォルダは、管理者がストレージ管理画面から作成します。

  1. ファイル → 共有フォルダ を開きます。
  2. +→ 新しい共有フォルダを作成 を選び、フォルダ名(例:「家族写真」「動画」など)を設定します。
  3. 保存先のストレージスペースを選びます。
  4. アクセス権限を設定します。家族全員に見せるフォルダなら、該当するユーザーに読み取り権限を付与します。書き込みも許可する場合は、読み書き権限を設定します。
  5. 保存 をクリックして作成を完了します。

フォルダ名は、後で見て内容がわかるような名前にしておくと、家族全員にとって使いやすくなります。

たとえば、共有フォルダ内を次のように整理できます。

家族写真
├─ 2025
│  ├─ 2025-05_入学式
│  ├─ 2025-08_夏休み旅行
│  └─ 2025-10_運動会
├─ 2026
│  ├─ 2026-01_正月
│  └─ 2026-03_卒業式

UGREEN NASの初期設定の流れ

UGREEN NASを初めて使う場合は、次の流れで初期設定を進めます。アプリまたはブラウザから操作でき、専門的な知識は必要ありません。

1. アプリまたはブラウザでNASを検出する

アプリで設定する場合

  1. スマートフォンに UGREEN NAS アプリをインストールします。
    • Androidの場合:Google Playストアで「UGREEN NAS」を検索
    • iPhoneの場合:App Storeで「UGREEN NAS」を検索
  2. NAS本体にLANケーブルとHDDを取り付け、電源を入れます。
  3. アプリを開き、新しいデバイスを登録 を選びます。
  4. アプリがLAN内のNASを自動検出します。検出されない場合は、NAS本体底面のQRコードをスキャンして手動で追加できます。

ブラウザで設定する場合

  1. NAS本体にLANケーブルとHDDを取り付け、電源を入れます。
  2. PCのブラウザで find.ugnas.com にアクセスします。
  3. LAN内のNASが自動検出されます。表示されたデバイスを選択します。

どちらの方法でも、以降の設定手順は同じ流れになります。

2. 管理者アカウントを作成する

  1. デバイスを選択し、登録 を押します。
  2. 管理者アカウントのユーザー名とパスワードを設定します。
  3. 地域を選択します。
  4. 管理者用のメールアドレスを登録します(後からリモートアクセスの設定にも使います)。
  5. 利用規約に同意し、システム初期化を開始します。

初期化中は、NASの電源とネットワーク接続を切断しないでください。

3. ストレージスペースを作成する

NASにHDDを取り付けたら、データを保存するためのストレージスペースを作成します。

  1. ストレージマネージャー → ストレージ管理 → ストレージプールとスペース → 作成 を開きます。
  2. 使用するHDDを選びます。
  3. RAIDタイプを選びます。2ベイNASで重要データを保存する場合は、RAID 1が基本です。RAIDの選び方が分からない場合は、画面の「詳細を見る」で確認できます。
  4. ハードディスクチェックを有効にする にチェックを入れます。
  5. ストレージスペースの容量を設定し、ファイルシステムを選択します。
  6. 内容を確認して 作成 をクリックします。

4. 家族用ユーザーを追加する

管理者アカウントの作成が完了したら、家族ごとにユーザーアカウントを追加します。

  1. コントロールパネル → ユーザー管理 → ユーザー を開きます。
  2. 作成 を選び、家族のユーザー名とパスワードを設定します。
  3. 必要に応じて、そのユーザーがアクセスできる共有フォルダと権限を設定します。
  4. 個人フォルダを有効化する場合は、前述の「個人フォルダの有効化方法」に従って設定します。

子供のアカウントを作る場合は、共有フォルダの閲覧のみ許可し、削除や上書きが必要な操作は保護者のアカウントで行う設定にすると安全です。

5. リモートアクセスを設定する(任意)

外出先からNASにアクセスしたい場合は、UGREENlinkを設定します。家庭内LANだけで使う場合は、この手順はスキップできます。

  1. コントロールパネル → デバイス接続 → リモートアクセス を開きます。
  2. UGREENlinkリモートアクセスサービスを有効化します。
  3. メールアドレスを連携してUGREENlink IDを設定します。
  4. 適用 をクリックして保存します。

設定後は、スマートフォンやPCから外出先でもNASにアクセスできるようになります。リモートアクセスの詳しい設定方法やセキュリティについては、UGREEN NASを外出先から安全に使う方法を確認してください。

6. システムアップデートを確認する

初期設定が完了したら、NASのシステムが最新の状態かを確認しておきます。

  1. コントロールパネル → アップデートと復元 → システムアップデート を開きます。
  2. アップデートが利用可能な場合は、適用します。
  3. 必要に応じて、自動アップデートの時間間隔を設定できます。

よくあるトラブルと確認ポイント

UGREEN NASの初期設定や家族共有で困ったときは、次の表を確認してください。

困ったこと 確認すること
NASが見つからない NASとスマートフォン/PCが同じネットワークに接続されているか。LANケーブルがしっかり接続されているか
アプリで検出できない ブラウザで find.ugnas.com にアクセスして検出を試す。NAS本体のQRコードをスキャンして手動追加する
外出先から接続できない UGREENlinkが有効化されているか。メール連携が完了しているか
家族がフォルダを見られない 共有フォルダのアクセス権限に、そのユーザーが追加されているか
個人フォルダが見つからない ユーザー編集画面で個人フォルダが有効化されているか。保存先のストレージスペースが設定されているか
電源ランプが点灯しない 電源ケーブルが正しく接続されているか。電源ボタンを押したか
写真の自動バックアップが動かない アプリのバックアップ設定でバックアップ先が正しく指定されているか。Wi-Fiに接続されているか

上記で解決しない場合は、UGREENのカスタマーサポートに問い合わせてください。

家庭用NASの容量はどれくらい必要か

NASに必要な容量は、保存するデータの種類と量で変わります。以下は、家族のデータ量を見積もるための目安です。

データの種類 1ファイルの目安 年間の目安(例)
スマホ写真 約5MB 年間1,000枚で約5GB
一眼レフ・高画質写真 約20MB以上 年間1,000枚で約20GB
フルHD動画(1時間) 約4GB 年10本で約40GB
4K動画(1時間) 約12GB 年10本で約120GB

たとえば、4人家族で写真を年間4,000枚、フルHD動画を年20本保存する場合、1年間で約100GBが目安になります。ただし、4K動画を多く保存する家庭や、子供の成長に伴ってデータが増える場合は、数年で容量が大きく膨らむ可能性があります。

容量は「今の使い方」だけでなく、3〜5年先も見越して選ぶのがおすすめです。HDDを後から追加できるモデルを選んでおくと、将来の容量不足にも対応しやすくなります。NASの容量やモデルの選び方について詳しく知りたい場合は、UGREEN NAS製品一覧で仕様を比較できます。

まとめ

UGREEN NASを家族で使う場合は、管理者アカウントを共有せず、家族ごとにユーザーを作成するのが基本です。

個人フォルダは本人用の写真、書類、スマートフォンバックアップに向いています。共有フォルダは、家族旅行の写真、子供のイベント動画、家族全員で見たいファイルを保存する場所として使います。

UGREEN NASは、家族の写真や動画をまとめて管理する便利なストレージですが、バックアップの代わりではありません。大切なデータは、NASだけでなく外付けHDDやクラウドなどにも保存し、家族で長く使える環境を整えましょう。

目次
Top Picks for You
UGREEN NASync DXP4800 Plus
UGREEN NASync DXP4800 Plus

¥84,700 ¥105,880

Learn More
20% OFF
flag
Related Reads
RAID 0とRAID 1の違い:2ベイNASではどちらを選ぶべき?
RAID 0とRAID 1の違い:2ベイNASではどちらを選ぶべき?
03/07/2025
RAID 5・6・10の違い|4ベイ以上NASの選び方
RAID 5・6・10の違い|4ベイ以上NASの選び方
05/07/2025